SNSが主流となった現代では、さまざまな配信アプリが存在します。そんな中でもYouTubeは個人だけでなく、企業も利用するほど重要な配信アプリとなりました。
そこで本記事では、YouTubeでライブ配信をする方法についてまとめました。
また、YouTubeでライブ配信を行うメリットやライブ配信中に盛り上がるおすすめのトークネタも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
Youtubeのライブ配信はすぐに開放される機能ではないため、配信日が決まっている場合は少なくとも配信の1日前には設定を完了させておく必要があるため、注意しましょう。
YouTubeLiveとは
YouTubeには、インターネット上で配信者と視聴者で交流ができるリアルタイム動画配信サービスが備わっています。
特に、パソコンやスマートフォンなどのデバイスからライブ配信されることが多く、視聴者も同じデバイスから視聴することが多いです。ライバーであれば、ファンやチャンネル登録者数を増やすことを目的としてライブ配信を行うことが一般的です。
また下記では、YouTubeLiveの概要について紹介しているため、是非ご覧ください。
YouTubeLiveの登録方法
- YouTube画面右上のアイコンマークをクリック
- 「設定」をクリック
- アカウント欄の「チャンネルのステータスと機能」をクリック
上記の手順でYouTubeLiveを有効にすることができますが、チャンネル運用者の要件達成度合いに応じて、順次機能が解放されていくシステムとなっております。
機能の利用資格を有効にする
- 再生リストの作成
- 動画のアップデート
- 再生リストへのコラボレーターの追加
- 既存の再生リストへの新しい動画の追加
チャンネルが現在コミュニティガイドラインの違反警告を受けていないアカウント。つまり、特に何もしなければ上記の機能は標準で利用することができます。
- ライブ配信機能
- カスタムサムネイル
- 15分を超える動画の投稿
電話番号の認証後に開放されます。
ちなみに電話番号認証後、ライブ配信機能の開放までは24時間かかるため、事前にライブ配信予定時刻が決まっていれば早めに電話番号認証を済ませましょう。
- ライブ配信の埋め込み
- 収益化の申し込み資格
- 動画の説明内の外部リンク
- 1日のアップロード数の上限引き上げ
- 1日のライブ配信作成数の上限引き上げ
- 1日のショート動画作成数の上限引き上げ
- Content IDの申し立てに対する再審査請求
上記の機能を開放するためには、Youtube側に動画の確認依頼や身分証明書を提出する必要があります。
方法 | 所要時間 |
---|---|
動画による確認を使用する | 最大1日 |
有効な身分証明書を使用する | 最大1日 |
チャンネル履歴を確立する | 最大2ヶ月 |
上記が詳細設定の機能を開放するための確認依頼方法です。
その後、審査が行われ、無事合格するとYouTubeでライブ配信を満足にすることができます。
ライブストリーミングの有効化
- YouTube画面右上のアイコンマークをクリック
- 「設定」をクリック
- アカウント欄の「チャンネルのステータスと機能」をクリック
- 「ライブストリーミング」を有効にする
上記で紹介したYouTubeの審査に通過すると「ライブストリーミング」機能を有効にすることができます。
ライブ配信開始
- YouTube画面右上のビデオマークをクリック
- 「ライブ配信を開始」を選択
- マイクとカメラの使用を「許可」する
- ウェブカメラ配信の情報(タイトルや公開範囲)を設定して「次へ」
- ストリームのプレビューが表示されたら「共有」をクリック
- URLが表示されたら「コピー」をクリック(限定公開の場合)
- ライブ配信ページのURLにコピーしたURLを貼り付ける
- ストリームのプレビュー画面で「ライブ配信を開始」をクリック
上記の手順でライブ配信が開始されます。
初心者の方や試しにやってみたい方には、公開範囲を「限定公開」にしておけば自分しかライブ配信を見れない状態になるのでおすすめです。
YouTubeLiveをはじめるメリット3選
収益化
YouTubeには、”スーパーチャット”という「投げ銭」機能が備わっています。つまり、チャット機能を利用して視聴者が配信者へお金を送ることができるのです。
主にYouTubeのライブ配信中に実施される機能のため、ファンが集まれば収益化することも可能です。
コミュニケーション
YouTubeでライブ配信を行う最大のメリットは、リアルタイムで配信者と視聴者がコミュニケーションをとれることです。
一番の効果は、”リアルタイム”でやり取りができることでしょう。
個人ライバーに限らず、企業でもリアルタイムで視聴者とコミュニケーションがとれることは、まさに現代の最先端コミュニケーションツールを活用していると言っても過言ではありません。
チャンネル登録者数の増加
YouTubeでライブ配信を行うと、チャンネル登録者数が増える可能性があります。YouTubeのチャンネル登録者数がほしい方には、YouTubeでライブ配信を実施するのがおすすめです。
しかし逆を言えば、配信内容に興味を持ってもらえなければ登録者数の増加にはつながらないため、配信ネタには気を配る必要があります。
YouTubeLiveで盛り上がるトークネタ一覧
仕事ネタ
普段の仕事やアルバイトの話や過去の体験談などは、視聴者から共感を得やすかったりなど盛り上がりやすいネタのひとつです。
日頃からストレスを抱えている場合でも、笑いを交えながら視聴者に聞いてもらうなどの使い方もいいかもしれません。
専門ネタ
- 音楽配信
- ゲーム配信
- ASMR配信
- コラボ配信
- 大食い企画
- ニュース配信
上記は、個人や企業がライブ配信で使える専門ネタです。特定のテーマに特化したネタを配信すると一定数の視聴者が増えます。
これらのネタで視聴者とコミュニケーションをとりたい場合は、配信内容の工夫が必要です。
クイズネタ
ネタに困ってしまったときに使えるのが、心理テストやクイズネタです。
こうしたネタは、視聴者からのコメントや反応が多く集まりやすい傾向にあります。
視聴者参加型のネタは、盛り上がること間違いなしです。
最近の出来事
基本的にライブ配信者は、最近あった出来事やその日の出来事から話し始めるライバーが多いです。
「今日〇〇に行ってきた!」「最近、〇〇なことがあった!」というような些細な話題でも盛り上がる可能性は大いにあります。
配信ネタに困っている方は、最近身の回りで起きたことなどをメモにまとめて配信してみましょう。
イベント配信
いつもの決まった場所からの配信ではなく、旅行やイベントに参加しているときにあえてライブ配信を行う方法もあります。
例えば、旅先やイベント会場では新たな発見やハプニングがあり、バズったりするきっかけにもなります。
さらに、実況中継風に演出することができるため、視聴者にも新鮮なライブ配信を届けられるでしょう。
トレンド情報
今、SNSなどで話題になっているトレンドやニュースネタについて話すと、視聴者が食いつきやすい特徴があります。
例えば、InstagramやTwitterでトレンドになっているネタを見つけ出し、ライブ配信のネタ用にストックしておくとネタ切れは回避されるでしょう。
また、トレンド情報ネタは視聴者の意見やアドバイスも取り入れられるためおすすめです。
プライベートネタ
「最近、筋トレを始めた!」「実は、失恋した…」
こうしたプライベートネタを話すことによって特別感のあるライブ配信を演出することができます。
ライブ配信を見てくれている視聴者は、少なからず配信者に興味を持って見に来てくれています。そんな視聴者にとって配信者のプライベートネタはレアだと感じる方も多いです。
大切な友だちに話すような間隔でライブ配信を行うと、より好感度アップにつながるでしょう。
質問回答
YouTubeライブで視聴者から質問や相談を募集する方法は2種類あります。
- ライブ配信中に質問や相談を募集する
- ライブ配信前にSNSで質問や相談を募集する
視聴者からの質問や相談に回答することは、視聴者との距離を縮めるのに最適なネタになります。また、配信者の考えを伝える機会になるので、自分のことを理解してもらうチャンスにもなるでしょう。
ある程度の視聴者が集まりやすいチャンネルには①の方法がおすすめです。
逆に、質問や相談が集まるか不安なチャンネルには②の方法がおすすめです。
YouTubLiveを登録する際の注意点
ネタ選び
- 政治
- 宗教
- 戦争
- 収入
- 悪口
- 過度な下ネタ
上記のネタには、一歩間違えれば炎上してしまうリスクがあります。
意見が賛否両論に分かれる内容が多く含まれているため、できるだけ触れないように気を付けましょう。
告知漏れ
YouTubeでライブ配信をする際に、周囲への告知は必ず必要です。告知漏れの場合は、視聴者が集まらずライブ配信の盛り上がりに欠けてしまいます。
そうならないためにも、事前にSNSでライブ配信を開始する時間と日付を告知しておきましょう。
個人情報漏れ
- 地域
- 住所
- 背景
- 地元ネタ
上記のような、個人情報がバレてしまうような話題は避けましょう。自分のファンであったとしても、どんな人が見ているかわかりません。
ライブ配信をする際は、簡単に特定できてしまう場所や建物などを発言したり映したりすることには、それなりの危険が伴うことを理解しておきましょう。
YouTubeLiveの登録に関してよくある質問
YouTubeLiveの登録方法まとめ
- YouTubeでライブ配信をするには、電話番号認証が必要
→詳細な機能を開放するためには、チャンネルの審査が必要 - YouTubeでライブ配信するおすすめのネタはプライベートネタ
- YouTubeでライブ配信を行うことは個人ライバーだけでなく企業にもおすすめ
- YouTubeでライブ配信を行う最大のメリットは視聴者とコミュニケーションをとれること
- YouTubeでライブ配信するときに視聴者の質問や相談に答えてあげるとファン化しやすい
YouTubeライブは、リアルタイムで視聴者とつながれるコミュニティです。
無料で簡単に行えますが、事前に必要な登録や規定があるため、ご注意ください。
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