限定公開とは?
企業でも使える?
費用はかかるの?
YouTubeライブで限定公開機能を使うと便利なことがたくさんあります。ただ、便利な機能でありながら使い方があまり知られていない機能のため、うまく使いこなせていない方が多く存在します。
そこで本記事では、YouTubeライブを限定公開する方法についてまとめました。
そのほかにも、YouTubeライブを限定公開にするメリットや注意点についても解説しているため、参考にしてみてください。
YouTubeライブの限定公開とは
YouTubeライブの限定公開とは、専用URLからYouTubeライブを見れるようになる機能のことです。
つまり、配信者から専用URLを共有されたユーザーしか見れない動画ということになります。
また、YouTubeライブ配信をするには利用条件を満たしていなければいけませんが、限定公開機能を利用するにあたっての特別な条件は必要ありません。
限定公開の条件
下記の表は、YouTubeでライブ配信を行う際の各端末による条件です。
また、チャンネル登録者数が1,000人未満の場合は、視聴者数が制限されてしまう可能性があります。
パソコン | YouTubeアカウントの確認 過去90日間にライブ配信に関する制限を受けていないこと |
Android | YouTubeアカウントの確認 チャンネル登録者数が50人以上であること 過去90日間にライブ配信に関する制限を受けていないこと |
iPhoneとiPad | YouTubeアカウントの確認 チャンネル登録者数が50人以上であること 過去90日間にライブ配信に関する制限を受けていないこと |
>>詳細はこちら(Youtubeヘルプ)
YouTubeライブを限定公開にするやり方/方法
- YouTubeを開いて右上のビデオマークをクリック
- 「ライブ配信を開始」をクリック
- 「配信の作成」画面でタイトルや説明欄を入力して「次へ」
- チャットやメッセージの設定を行ったあと「次へ」
- 公開設定で「限定公開」を選択して「完了」
上記の設定が終わったあと、実際にYouTubeでライブ配信を開始するまでの方法を紹介します。
YouTubeライブの配信方法
- 「ストリームのプレビュー」が表示されたら「共有」をクリック
- 動画リンクに表示されたURLを配信したいユーザーへ共有
- 共有完了後は「ストリームのプレビュー」に戻って「ライブ配信を開始」をクリック
②のURLは配信したいターゲットへ共有する大事なURLのため、共有することを忘れないように気を付けましょう。
ライブ配信中に限定公開にする方法
- ライブ配信画面の「編集」をクリック
- 「設定を編集」をクリック
- 「詳細」欄で公開設定を「限定公開」に設定
公開しているライブ配信中でも、上記の手順通りであれば”限定公開”に切り替えることが可能です。
YouTubeライブを限定公開するメリット4選
見直せる
YouTubeライブの限定公開機能は他人と共有するだけでなく、自分だけがライブ配信内容を確認するために保存しておくことができます。
- 端末の容量が足りない
- ライブ配信を見直したい
この場合は限定公開で投稿し、専用URLを誰とも共有しなければ、自分だけが閲覧できるようになります。
特別感をだせる
YouTubeライブを限定公開にするメリットのひとつは、特別感をだせることです。
全体公開であれば誰でも見られる状態ですが、限定公開だと専用URLを持っているユーザーしか視聴できない特別感が味わえます。
視聴者にとってもプレミア会員になったかのような気分になれるので、配信者の活用次第では特別なライブ配信になるでしょう。
ターゲットを絞れる
YouTubeライブを限定公開にすると、配信ターゲットを絞って公開することができます。例えば、ほとんどのライバーが全体公開している中、限定公開のライブに惹かれるファンもいます。
配信者がライブ配信を限定公開にする意味には”特定のユーザーにだけ届けたい”という思いが込められているため、興味をもつファンが増えるでしょう。
こうした理由から、ライブ配信を限定公開にすることでターゲットを絞ったコアなファンをつくることができるでしょう。
仲間内だけで楽しめる
YouTubeライブの限定公開機能は、仲間内だけで楽しめるといったメリットがあります。なにか共通する仲間同士だけでライブ配信を楽しめるのは限定公開機能の使い方のひとつです。
また個人だけでなく、企業でも社内の情報共有にも活用できます。
YouTubeライブを限定公開にする用途
イベント配信
- 結婚式
- 運動会
- 文化祭
- 体育祭
- お祭り
YouTubeライブの限定公開は、家族や友人、知人参加型のイベントごとに利用するのがおすすめです。
例えば、遠方の親戚や足が悪い祖父母に見てもらいたいイベントをYouTubeライブの限定公開機能を使って共有することができます。
YouTubeライブは、リアルタイムでイベントの状況を届けられるのでおすすめです。
社内情報共有配信
- 研修
- 説明会
- セミナー
- 機密情報の共有
上記のように、企業にとってもおすすめの活用シーンはたくさんあります。
現在では、リモートワークも主流になってきているため、YouTubeライブの限定公開機能を活用する企業も増えてきているほどです。
限られたユーザーへの配信
- ライブ仲間
- ゲーム仲間
- コラボ仲間
上記のように、趣味や共通点のある仲間同士でYouTubeライブの限定公開機能を使うライバーも多いです。
YouTubeライブを限定公開する際の注意点
著作権の侵害
YouTubeライブを限定公開に設定したからと言って、なんでも自由に発信してもよいというわけではありません。
限定公開であっても配信内容に著作権の侵害が見つかれば、ライブ配信は一時的に中断または停止となります。
そうならないために、限定公開のライブ配信でも著作権問題には十分に気を付けて発信しましょう。
専用URLの共有
YouTubeの限定公開機能は、専用URLさえ分かれば誰でも視聴できてしまいます。
そのため、SNSで拡散したりむやみに共有したりする行為は特別感のないライブ配信となります。
YouTubeのライブを限定公開にする場合は、専用URLの取り扱いに注意が必要です。
拡散力が弱くなる
YouTubeライブを限定公開にするとプレミア感はでますが、拡散力は弱くなります。
もちろん限定公開だと視聴者数が限られるため、全体公開にしている方が多くの人に見られます。
YouTubeでライブ配信を行う目的が”多くの視聴者に見てもらうこと”であれば、限定公開機能を使うことはおすすめできません。また、YouTubeのライブ配信で収入を得たいライバーにとっても限定公開は非効率でしょう。
再生リストに追加
配信者が共有した限定公開動画の専用URLを全体公開されている「再生リスト」に追加すると、専用URLを知らない方でもそのYouTubeライブを閲覧できるようになります。
これは配信者の問題だけではなく、視聴者が「再生リスト」に追加しても同様です。
事前に、配信中のライブが「再生リスト」に追加されていないか確認すると同時に、視聴者にも呼びかけをしましょう。
YouTubeライブ限定公開に関してよくある質問
YouTubeライブの限定公開まとめ
- YouTubeライブの限定公開機能は無料
- YouTubeでライブ配信を行うには条件がある
- YouTubeライブの限定公開機能は個人だけでなく、企業にも使える
- YouTubeライブの限定公開機能は拡散力は弱くなるが、特別感を味わえる
- 限定公開機能はリモートワークが主流の現代にとっては便利な機能である
YouTubeライブで限定公開機能を使うことはメリットも豊富です。
まだまだ使っているライバーもごく少数のため、本記事を参考に活用してみてください。
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