ついにYouTuberという職業は、小学生のなりたい職業ランキングで3年連続1位となりました。さらに、コロナが流行中の現代ではYouTubeで収益化を図る方が増えつつあります。
しかし、簡単に収益が発生するほどYouTube界の現実はそんなに甘くはありません。
そこで本記事では、YouTubeのライブ配信で収益化する仕組みについてまとめました。収益化に必要な条件や稼ぐコツなども解説しているので、YouTubeのライブ配信で収益化を検討中の方はぜひ最後までご覧ください。
また、基本的なライブ配信アプリでの稼ぎ方やゲーム配信での稼ぎ方は下記記事でそれぞれ解説しております。
YouTubeライブで稼ぐ条件
結論、YouTubeのライブ配信で収入を得ることは可能です。
実際に、YouTubeのライブ配信だけで生活をしているライバーも存在します。しかし、知名度が低かったりチャンネル登録者数が少ない場合の収益化はかなり難しいと言えます。
すでに多くの芸能人やYouTuberがチャンネルを開設していることからライバルも多いです。
そのため、初心者には最初のハードルが高いとも言われます。また、YouTubeのライブ配信で収益化を目指すには、収益化の条件とライブ配信機能解放の条件を満たす必要があります。
ライブ配信機能の解放条件
Android | Android5.0以降 チャンネルを確認済 ライブ配信を有効済 チャンネル登録者数が50人以上 過去90日以内にライブ配信に関する制限が適用されていない |
iPhoneiPad | iOS8以降 チャンネルを確認済 ライブ配信を有効済 チャンネル登録者数が50人以上 過去90日以内にライブ配信に関する制限が適用されていない |
スマートフォンでライブ配信を行う際は以上の条件を満たしておかなければいけません。
ライブ配信自体のやり方については下記記事をご覧ください。
収益化の条件
条件A | 18歳以上 チャンネル登録者数が1,000人以上 直近12ヶ月で公開動画の総再生数4,000時間以上 YouTubeのポリシーやガイドラインに違反していないコンテンツ |
条件B | 18歳以上 チャンネル登録者数が1,000人以上 直近90日間で公開ショート動画の視聴回数が1,000万回以上 YouTubeのポリシーやガイドラインに違反していないコンテンツ |
YouTubeのライブ配信で収益化をするために、上記条件をクリアする必要があります。
上記をクリアしない限り、Youtubeで広告収入を獲得できません。
YouTubeライブの稼ぎ方/収益化の種類
広告収益
YouTubeライブの配信前や配信中に広告を流すことで収益が発生する仕組みです。
ライブ配信終了後にアーカイブに投稿しておくと、アーカイブ動画からも収益が発生します。しかし、YouTubeの広告で収益を得る場合は、広告掲載に適しているチャンネルかどうかの審査が必要です。
AIなどの機械ではなく人間がチャンネルを確認し、収益化に関する最終的な判断を下します。
審査担当者が確認する内容 | 審査担当者によるコンテンツへのアクセス方法 |
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動画コンテンツタイトルサムネイル説明タグ | コンテキスト主要なポイント声のトーンリアルさ露骨さ |
広告収益の審査結果は、約1日以内にメールで通知が届きます。
YouTube Studioの「収益化」ページから現在の満たしている項目を確認して申請してみましょう。
スーパーチャット
YouTubeのスーパーチャットとは視聴者が配信者にお金を送って支援する、いわゆる”投げ銭”のことを言います。
スパチャはライブ配信中のみに利用できる有料コンテンツで、ライブ配信で得られる収益の中心でもあります。
- 18歳以上である
- 既存のチャンネル自体が収益化されている
- スパチャを利用できる国あるいは地域であること
主に、上記3つの条件が必須です。また、視聴者が購入したスパチャの70%が配信者に還元されるようになっています。
メンバーシップ
YouTubeのメンバーシップとは、視聴者が月額課金制で配信者を支援できるファンクラブ機能のことです。
メンバーシップの会員になることで、各チャンネルによってメンバー限定の特典を受けられることがメリットです。
- 配信者から特別扱いされやすくなる
- コメント横にメンバー限定のバッジがつく
- メンバー限定のコンテンツが楽しめるようになる
- カスタム絵文字や専用絵文字が使えるようになる
- メンバー同士のコミュニティを楽しめるようになる
例えば、視聴者にとっては上記のようなメリットが挙げられます。
収益化を図るのであれば、濃いファンを増やせば増やすほどメンバーシップの会員は増えるでしょう。
YouTubeのライブ配信で稼ぐコツ4選
視聴者との会話
YouTubeのライブ配信では、視聴者との会話が非常に大切です。なぜなら、配信者と視聴者がリアルタイムで交流できるのはライブ配信ならではのメリットだからです。
視聴者からのコメントを読むことを徹底するだけで、ほかの配信者よりも濃いファンがつくでしょう。
そうしていくとファンが増え、スパチャが増えたりするきっかけにもなります。
配信日時を固定
配信時間を固定する目的は、視聴者に「ライブ配信を見ることが日課」と思わせることです。
例えば、毎週必ず見ているドラマやニュースがあるとします。その方式と同じで、ライブ配信も決まった日時に配信すると視聴者の日課になりやすいのです。
何気なくライブ配信をするのと決まった日時に配信するのとでは、固定ファンの数が変わるでしょう。
ターゲットを明確化
YouTubeのライブ配信で稼ぐには配信するジャンルを絞り、ターゲットを明確化させることが大切になります。
配信ジャンルが決まっていなければ、ファンとの仲を深めるのが難しくなります。
濃いファンを作るためにもある程度、自分の特化ジャンルを決めてからライブ配信を行うのがおすすめです。
案件をもらう
案件とは、企業から「商品の紹介」などの案件をもらい、配信者が宣伝することで収益が発生する仕組みです。
しかし個人ライバーの場合、企業からはなかなか案件をもらいにくいです。
- ライバー事務所に所属する
- 有名なインフルエンサーになる
企業から案件をもらいやすくするには、上記2つの条件が必要になってきます。
ライバー事務所に所属を検討される方は、下記記事を参考にしてみてください。↓
YouTubeライブの収益化/稼ぎ方に関してよくある質問
YouTubeライブの収益化/稼ぎ方まとめ
- YouTubeのライブ配信で収益化の中心となるのはスーパーチャット
- 初心者にとってYouTubeのライブ配信で収益化を目指すには少しハードルが高い
- YouTubeのライブ配信で稼ぐコツで一番大切なことはファンを大切に思う気持ち
- 企業から案件をもらって収益を得たい場合はライバー事務所に所属するのがおすすめ
- YouTubeのライブ配信で収益化を図る場合はいくつかの条件を満たしていなければいけない
YouTubeのライブ配信で収益化を行うには、多くの壁を突破しなければいけません。
難易度は高めですが、成功しているライバーもたくさん存在するので試してみる価値はありそうです。
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