歌配信は初見さんも滞在しやすい上に、万人受けすることからライバーのスキルです。
しかし、音源(CDなど)を使用した配信は著作権違反にあたる可能性もあるため、充分に注意が必要になります。
つまり、カラオケ機能(BGM機能)があらかじめアプリに付いているあるいは、音源の使用が認められていれば気軽に歌配信可能です。
そこで本記事では、カラオケ配信に対応している/歌配信がしたい方におすすめのライブ配信アプリをまとめました。
カラオケ配信におすすめのライブ配信アプリ7選
カラオケ配信機能が搭載、あるいは機材を準備することでカラオケ配信ができるライブ配信アプリをすべてご紹介します。
ミクチャ
アプリ名 | ミクチャ |
運営会社 | 株式会社DONUTS |
リリース | 2013年2月 |
収益化 | 可能 |
事務所所属 | ここ数年で所属ライバー増加中 |
元は、ショートムービーアプリとして多くの若者に人気でした。カップルダンスや双子ダンスを生み出したといっても過言ではないアプリです。
その後、ライブ配信機能を搭載し、いまでは多くのライバーが利用しています。そんなミクチャの最大の特徴といっても過言ではないのが、カラオケ機能です。
ライブ配信アプリとしては最高レベル収録曲数で、随時細心の楽曲も追加されています。カラオケに限らず、BGMとしても活用できるため、カラオケ配信のしやすさという点ではNo.1でしょう。
Pococha
アプリ名 | Pococha |
運営会社 | 株式会社DeNA |
リリース | 2017年1月 |
収益化 | 可能 |
事務所所属 | フリーでも可能だが、所属するライバーも多い |
ポコチャは、日々の配信成績に応じてランクが変動します。そのランクに応じて収益源であるダイヤが配布されるシンプル且つ厳しいビジネスモデルです。
しかし、その分かりやすさや何百万円と稼ぐライバーが多くいることから、多くの方に利用されています。
そして、そんなポコチャにカラオケ機能が追加されました(初期の頃はありませんでした)。ミクチャ同様、随時最新の楽曲が追加されており、登録楽曲は1万曲以上にのぼります。
Youtube
アプリ名 | Youtube |
運営会社 | |
リリース | 2005年12月 |
収益化 | 可能 |
事務所所属 | チャンネル登録者増加後の検討がおすすめ |
Youtube では「歌ってみた」動画を投稿することができますが、よくあるカラオケ動画は著作権法違反にあたります。正確にはアカペラでないとNGです。
しかし、YoutubeはJASRACとNexToneと契約を結んでいるため、その2つが管理している楽曲であれば歌ってみた動画を投稿することが可能です。
その際、該当のHPから楽曲検索をして申請をした上でYoutube上に投稿しましょう。
自分で伴奏したり、利用許諾のある音源を使用して配信しましょう。
TikTok
アプリ名 | TikTok |
運営会社 | Bytedance |
リリース | 2016年9月 |
収益化 | 可能 |
事務所所属 | ライブ配信利用であれば必要 |
サビの部分のみやカバーなど多くの動画が出されています。Youtubeと同様に、本来のルールではかなりグレーな投稿が多いのが現状です。
カラオケ配信を収録し、それをショート動画(切り抜き)として投稿する形式を採用している方が多いです。
Pokekara
アプリ名 | Pokekara |
運営会社 | 株式会社音娯時間エンターテインメント |
リリース | 2018年9月 |
収益化 | 可能 |
事務所所属 | 必須ではない |
一時期、非常に多くの広告を打たれていたのでご存知の方も多いかもしれません。
まさにカラオケに特化したライブ配信アプリです。こういったアプリは楽曲のアプリ内利用が許可されているため、YoutubeやTikTokで危惧すべき著作権で悩むことがありません。
ただ、カラオケ機能を利用したい方におすすめです。
HAKUNA
アプリ名 | HAKUNA |
運営会社 | MOVEFAST |
リリース | 2019年7月(日本版) |
収益化 | 可能 |
事務所所属 | 必須ではない |
HAKUNAはライブ配信アプリでありながら、ラジオ配信者が多く在籍する特徴があります。イケボやカワボといった声質を求めるリスナーも多いです。
そのなかの一環として、HAKUNAで歌配信をする方もいます。しかし、アプリ内にカラオケ機能が備わっているわけではないため、その点は注意が必要です\
IRIAM
アプリ名 | IRIAM |
運営会社 | 株式会社DeNA |
リリース | 2018年10月 |
収益化 | 可能 |
事務所所属 | 所属がおすすめ |
IRIAMは2次元バーチャル配信アプリです。オリジナルのイラストをアバターとして読み込み、2次元で自由に動かすことができます(ライバーと動きも連動します)。
IRIAMでは、JASRACとNexToneが権利を管理する楽曲は、アプリ内から使用報告をすることで「アカペラで歌う、演奏する、弾き語りする」ことが可能
出典:IRIAM
現状、IRIAMでは申請した場合に利用可能となっており、何かアプリ内でカラオケ機能があるわけではありません。しかし、運営会社がPocochaと同じ株式会社DeNAのため、近いうちアプリ内にカラオケ機能が搭載されるのではないかと推察しております。
topia
アプリ名 | トピア(topia) |
---|---|
運営会社 | 株式会社UNBEREAL |
リリース | 2018年10月18日 |
収益化 | 可能 |
事務所所属 | あり |
トピアは、VR/ARの技術を駆使し、バーチャル空間でカラオケ配信が可能なアプリです。昨今のバーチャル空間の伸びを考えると、今後更に発展する可能性が高いです。
ライブ配信市場全体でみると、アフターコロナの流れもあって下降路線を辿っています。しかし、そんななかでもトピアは伸び続けています!
ColorSing
アプリ名 | Colorsing |
---|---|
運営会社 | ColorSing株式会社 |
リリース | 2023年7月5日 |
収益化 | 可能 |
事務所所属 | あり |
ColorSing(カラーシング)とは、ColorSing株式会社が展開する歌専門のライブ配信アプリです。歌を愛するライバーとそのファンが集まります。
さらに、JOYSOUNDカラオケのライブラリから10万曲以上の楽曲をストリーム中にアクセス可能なうえに、視聴者は完全無料で楽しむことができます。
また、ColorSingが提供する200種類以上のギフトによって、ライバーは収益化も可能となっております。
カラオケ配信アプリに向いている人
これまで紹介してきたようなアプリで多くのリスナーを獲得できるような適正があるユーザーの特徴をご紹介します。
歌が好き
こちらは当たり前ですが、歌が好きなことが大前提になります。
歌がうまい/下手ではありません。好きかどうかが重要です。たとえ、あなた自身が自分の歌に自信がなかったとしても、挑戦してみることが重要です。
コミュニケーションが好き
本記事はカラオケ配信にフォーカスしていますが、ライブ配信で必要な要素は歌配信だけではありません。歌う時間よりも、歌ってない時間の方が長くなるため、基本的にリスナーとのコミュニケーションに抵抗がない方がカラオケ配信アプリには向いています。
しかし、Youtubeであれば歌を収録して投稿することができるので、コミュニケーションを極力避けたい方は歌配信のみができるアプリを選択しましょう。
明確な目標がある
カラオケ配信を通じて、叶えたい目標や成し遂げたいことが必要です。
Youtubeなどの歌ってみた動画投稿は別ですが、ライブ配信アプリはリスナーからの投げ銭ギフトが収益に繋がります。リスナーもライバーとともに目標に向かって歩みたい想いから、応援の意味でギフトする方が多いです。
カラオケ配信をする際の注意点
カラオケ配信は誰かの歌を歌った配信のため、当然著作権の問題等が絡んできます。そこでカラオケ配信をする上での注意点をいくつかご紹介します。
著作権
カラオケもそうですが、音源を使用した配信はすべて著作権違反となる可能性が高いです。仮にJASRACと提携を結んでいても、音源は曲を出している会社以外も絡んでくるためです。
そのため、基本的にはアカペラか自らの演奏に併せて配信する方法が好ましいです。
音質
カラオケ配信をする上で最も重要なのは音質です。ライブ配信と収録配信で音質をよくするために必要なことは変わってきます。
ライブ配信 | オーディオインターフェース |
収録 | 録音ソフト |
一方で、マイクはライブ配信/収録いづれであっても重要になります。下記記事では、人気Vtuberが実際に使用しているマイクを紹介しているので是非参考にしてください。
カラオケ配信の基本的なやり方
基本的にカラオケ配信はアプリ側の機能で搭載されているパターンは簡単できます。しかし、一部のアプリでは申請等が必要になったり、配信機材を接続するライバーもいるでしょう。
楽曲申請
アプリにもよりますが、基本的に歌配信を行う場合は楽曲申請をする必要があります。大体のアプリがJASRACと提携を結んでいるため、申請さえすれば配信できる場合が多いです。
機材を揃える
上記で音質について触れましたが、カラオケ配信ではマイクやオーディオインターフェースといった配信機材があるとより良い配信をすることができます。
ライブ配信で揃えるべき機材や揃えたほうが良い機材については、以下記事でまとめております。
【まとめ】カラオケ配信ができるライブ配信アプリ
- ミクチャ
- Pococha
- Youtube
- TikTok
- Pokekara
- HAKUNA
- IRIAM
- topia
- ColorSing
上記以外にもカラオケ配信機能が実装されそうなアプリは多いです。ライブ配信大手の17LIVEやBIGOLIVEをはじめ、Pokekaraと同じ企業が運営するDokiDokiLIVEなど、カラオケのニーズが高まればそれだけ多くのアプリが対応するでしょう。
現在であれば、ライブ配信はミクチャかPococha、収録はYoutube/TikTokといったプラットフォームのすみわけになると思います。
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