コロナウイルスが流行った現代では、YouTubeで収益化を図る人も増えてきました。
中でも短尺動画に焦点を当てた”ショート動画”がYouTubeでも流行っています。そこで本記事では、YouTubeショート動画で収益化する方法についてまとめました。
ショート動画で収益化するための条件やメリットについても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
YouTubeショート動画で収益化が可能
項目 | ショート動画 | 投稿動画 |
---|---|---|
1回再生あたり収益 | 約0.006円 | 約0.05~0.7円 |
収益獲得方法 | ショートファンド | Google広告 |
収益開始秒数 | 15秒~ | 30秒~ |
2021年7月13日からスタートしたYouTubeのショート動画ですが、2023年2月1日から収益化することが可能になりました。
上記の比較表を見ると、通常のYouTubeとは収益化方法が少しちがうことがわかります。さらに、100万回再生されたとしても6,000円の収益とショート動画の場合は通常のYouTubeと比べて収益化のハードルが高いです。
それでは次に、YouTubeショート動画で収益を得るための条件について解説していきます。
YouTubeショート動画で収益を得るための条件
YPP規定の同意
- チャンネル登録者数1,000人以上
- 直近90日間のショート動画の再生回数が1,000万回以上もしくは、直近1年間に公開したショート動画以外の総再生時間が4,000時間以上
YouTubeショート動画で収益化ができるようになってからYPP(YouTubeパートナープログラム)の条件が新しく改正されました。
また、YouTubeショート動画で収益を得るにはYouTubeパートナープログラムに参加し、上記の条件を満たす必要があります。
YouTubeショートファンドの対象
- 過去180日間に対象となるショート動画が少なくとも1本、投稿されている必要がある
- チャンネルがYouTubeのコミュニティガイドライン、著作権ルール、収益化ポリシーを遵守している必要がある
- チャンネルはオリジナルコンテンツ(映画、テレビ番組、他SNS、他チャンネル等以外)をアップロードしている必要がある
- クリエイターは13歳以上の米国居住者であるか、対象国または地域において成人年齢に達している必要がある(日本は対象国であるため18歳以上)
- クリエイターが13歳~18歳の場合、親または保護者が利用規約に同意し、お支払いを受け取るためにAdSenseアカウントを設定する必要がある(アカウントがチャンネルにリンクされていない場合のみ)
YouTubeショートファンドとは、広告収入とは別で広告なしの動画でも収益が得られるシステムです。
YouTubeショート動画だけで収益を得るには、YouTubeショートファンドから分配される報酬を受け取る必要があります。しかし、YouTubeショートファンドの対象になるには上記の条件をクリアしなければいけません。
YouTubeショート動画が収益化しやすい5つの理由
編集が簡単
YouTubeショート動画は、通常のYouTubeと比べると編集がかなり簡単です。動画撮影時間が短いだけでなく、YouTube自体に豊富な編集機能がそなわっていることも理由のひとつです。
そういった理由から、多くの編集アプリやソフトをダウンロードしなくても簡単に投稿できる気軽さがショート動画の魅力とも言えるでしょう。
初心者でも参入しやすいのはYouTubeショート動画のメリットです。
認知度の向上
YouTubeメインチャンネルの認知度向上を目的とする場合、ショート動画は最適なツールと言えます。
なぜなら、ショート動画はYouTubeのホーム画面にも表示されるため、視聴者の目に留まりやすいからです。
メインチャンネルや名前の認知度を上げたい方には、ショート動画から攻めてみるのもおすすめです。
没入感が高い
YouTubeのショート動画はスマートフォンに合わせた縦画面の動画です。
画面いっぱいに動画を視聴できることで、視聴者の意識を集中させることができます。
ショート動画の特性を十分に活かすために、視聴者を夢中にさせるショート動画を作成する必要があります。
ライバルが少ない
YouTubeのショート動画が開始されたのは2021年7月です。
そのため、現時点ではそこまで参入が多くありません。ショート動画の競争率は通常のYouTubeと比べてまだまだ低いと言えます。
ショート動画を工夫していろんな戦略を立てることができるのは最大のチャンスとなるでしょう。
再生回数が上がる
YouTubeのショート動画がバズれば、YouTubeメインチャンネルのインプレッション数が上がる可能性があります。
つまり、YouTubeショート動画を投稿しているだけでメインチャンネルの再生回数を上げるための補助になるということです。
多くのYouTuberが再生回数を上げるためにインプレッション数を重要視しています。
チャンネル登録者数増加
YouTubeのショート動画を投稿することは、チャンネル登録者数を伸ばすための最強の武器となります。
今では、何気なく見たショート動画がきっかけでチャンネル登録をしたという視聴者も増加傾向にあります。また、ショート動画は視聴履歴に関連した動画が流れてくる仕組みとなっているため、興味をもつ視聴者が多いです。
さらにバズらせることができれば、チャンネル登録はもちろん、ファンが増える可能性もあるでしょう。
YouTubeショート動画の収益化についてよくある質問
YouTubeショート動画の収益化方法まとめ
- オリジナルコンテンツが含まれていないショート動画は収益化の対象外
- YouTubeショート動画を利用するとチャンネル登録者数が増えるきっかけとなる
- YouTubeのショート動画を利用するメリットはメインチャンネルの種まきになる
- YouTubeのショート動画で収益を得ることは通常のYouTubeよりもハードルが高め
- YouTubeショートファンドの条件をクリアすると広告以外で収益を得ることができる
YouTubeショート動画は、通常のYouTubeと比べて収益化が難しいです。しかし、種をまく意味では活用していたほうが有利になることがあります。
収益化のハードルが高くても、メインチャンネルの手助けになることは間違いありません。まだショート動画自体の参入も少なく競争率も低いため、チャンスを逃さないように今から戦略を練るには最高のツールとなるでしょう。
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