結論、Twitchでのライブ配信では、リアルタイムで進行しているため、もし見逃したシーンがあってもその場で巻き戻して再視聴することはできません。
もしもう一度見たい瞬間があった場合、通常は配信終了後にアーカイブをチェックする必要があります。しかし、Twitchの便利な機能「クリップ」を利用すれば、スマートフォンであれば30秒前、パソコンであれば1分30秒前の映像をすぐに見ることができます。
そこで本記事では、Twitchの巻き戻し/追っかけ再生のやり方を解説します。見逃したくない瞬間を即座に振り返る方法として、この機能は非常に役立つでしょう。
Twitchで巻き戻し/追っかけ再生はできない
配信形態 | 巻き戻し |
---|---|
ライブ配信 | 不可 |
アーカイブ | 可能 |
Twitchでは、ライブ配信中に巻き戻すことができません。Youtubeのライブ配信では利用可能になるため、本機能は多くのTwitchユーザーからリクエストされている機能になります。
アーカイブでは巻き戻し可能ですが、すべての配信者がアーカイブを残すとは限りませんし、配信中にすぐ確認できないといったデメリットがあります。
今後の実装はあるか
[Test] New Options Under Live Video Player
Some viewers may notice up to three new buttons below the video player of live channels: Rewind the Stream, Remind Me, and Watch Trailer.
出典:Twitch
2021年、Twitchでは2分間の巻き戻し機能のテストをされています。数年たった現在でも、このテストを踏まえて実装可能かどうかといった意見は届いておりますが、実現には至っておりません。
つまり、Twitchとしてユーザーの声を認識してはいるものの、解決できていないといった状況です。今後の改善を期待しましょう。
Twitchで巻き戻し/追っかけ再生する方法
本項では、Twitchの機能としてはなくても実質的な巻き戻し・追っかけ再生ができるやり方をご紹介します。
PCクリップ
- 動画にマウスを合わせる
- 右下にメニューが表示される
- 「クリップ」アイコンを選択(Alt + Xのショートカットキーも可)
- 特定の動画セグメントをクリック
- 新しいタブが開く
- 1分30秒間の動画クリップを作成
この機能の初期設定では30秒間の範囲が設定されており、スライダーの端をドラッグすることで最大60秒間の範囲に拡張することが可能です。さらに、青いスライダーを動かすことで、最大1分30秒前まで遡って視聴することもできます。
この便利な機能を使用した後は、新しいタブを閉じるだけで、元のライブ配信中の動画に簡単に戻ることができます。クリップに関する詳細は下記をご覧ください。
アプリからクリップ
- アプリを開く
- 画面右上のクリップアイコンをタップする
- 「プレビューと編集」を選択する
- 過去30秒間の動画が表示される
スマートフォンでの使用の場合、プレビューが表示されるまで少し時間がかかることがありますが、通常は約5秒ほどで視聴可能になります。表示されたら、動画内のシークバーを移動させることで、その30秒間の範囲内の任意の部分を視聴できます。
録画機能を利用
- スマートフォンの録画機能
- VideoProc
- EaseUS RecExperts など
上記のように、Twitchの配信自体を録画してしまい、手元に残すことで実質的な巻き戻しをあとからできるようになります。
かなり力技となりますし、使いやすさの面で劣りますが、ライブ配信中に手元で戻すことができない以上、こちらのやり方も1つかもしれません。
Twitchの巻き戻し/追っかけ再生まとめ
- Twitchのスマートフォンアプリでは、特定の瞬間を簡単にキャプチャできるが、ライブ配信中の巻き戻し機能は提供されていない
- YouTubeのライブ配信とは異なり、Twitchではライブ配信中の動画を巻き戻して視聴することはできない
- Twitchのアーカイブ機能により、配信終了後に過去の配信を見返すことは可能だが、全ての配信者がアーカイブを残すわけではない
- ライブ配信中に特定の部分を確認することができない
- Twitchコミュニティからはライブ配信中の巻き戻し機能に関する強い要望がある
Twitchでは、現在、ライブ配信中の巻き戻し機能が欠如しており、これはユーザーにとって大きな不便をもたらしています。
YouTubeのようにライブ配信中に動画を巻き戻して視聴できる機能は、Twitchユーザーからも強く望まれている。配信者によってはアーカイブを残さないため、リアルタイムでの視聴がより重要となるでしょう。
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