どんなアプリ?
アプリの特徴は?
ミラティブとはスマホ1つでゲーム実況配信ができる人気のライブ配信アプリです。ほぼすべての利用者がゲーム実況配信をしていましたが、最近ではアバター(エモモ)を使用した雑談配信を増えつつあります。
そこで本記事では、そんなミラティブのアプリ概要をまとめました。
ミラティブをほとんど知らない方向けの記事となっておりますので、概要や全体を俯瞰したときに浮彫になってきた懸念点について知りたい方は是非記事をご覧ください。
Mirrativ(ミラティブ)とは
ミラティブとは、2015年8月にAndroidでリリースされ、2017年9月にiOS端末での配信可能になったライブ配信アプリで、「スマートフォン1台でゲーム実況配信可能」なアプリとして多くの人が利用しています。
そのユーザー数は2019年8月の段階で90万人以上でした。現在では確実に100万人を超えています。
また、アプリ内には「エモモ」と呼ばれるアバター機能が存在し、誰でも簡単にオリジナルのアバターを作成することができます。バーチャル配信としても大きな可能性を秘めたアプリです。
ユーザー数比較
アプリ名 | MAU |
---|---|
17Live | 約63万 |
SHOWROOM | 約70万 |
BIGOLIVE | 約22万 |
Pococha | 約42万 |
ミラティブ | 約62万 |
LINELIVE | 約65万 |
MAUとは、月間アクティブユーザーのことを指します。たとえ、ユーザー数やダウンロード数が多くてもMAUが少ないとそのアプリは過疎っているように見えるでしょう。
その点ミラティブは60万人近くと、積極的にテレビCMなどを打っている17LIVEやポコチャに負けず劣らずの数字となっております。
ゲーム業界市場の伸びも考えると今後さらにユーザー数は増加するでしょう。
運営会社情報
項目 | 回答 |
---|---|
設立 | 2018年2月9日 |
資本金 | 12.4億円 |
社員数 | 56名 |
所在地 | 〒153-0063 東京都目黒区目黒2-10-11 目黒山手プレイス 8F |
ミラティブはミラティブ株式会社(元エモモ株式会社)によって運営されています。
あまり知られていませんが、ミラティブを開発した会社は株式会社DeNAです。
現在では、DeNAから独立し、「株式会社ミラティブ」が運営しています。
株式会社ミラティブは「副業」を推奨している面白い企業です。近年、副業を推奨する会社はかなり増えました。
登録方法
- アプリインストール
- Twitterかメアドで連携
- エモモ(アバター)作成
- プロフィール設定
大まかな流れは以上になります。そのほかにも必ずしなければならない通知設定やゲーム画面を映すための画面収録設定をすると、配信準備は完了です。
やり方をはじめとする使い方は下記記事にて画像付きで解説しているので、是非ご参照ください。
ミラティブの特徴5選
ゲーム実況
ミラティブは、数あるライブ配信アプリの中でもゲーム実況配信に特化しています。
スマートフォンが1台あればゲーム実況が可能です。「友達の家でドラクエやってる感じ」というコンセプトのもと、誰でも簡単にゲーム実況ができる環境作りを行っています。
バイユーザー
バイユーザーとは配信者兼視聴者(両方との担っている人)のことを指します。従来のライブ配信アプリでは、このバイユーザーが1%以下といわれていま。
しかし、ミラティブではこのバイユーザーの比率が20%を超えています。
バイユーザーが多いということはアクティブユーザーが多いことを指します。
顔出しなし
ゲーム実況配信ため、自分の顔を晒す必要はありません。他のライブ配信アプリでは、基本的に雑談メインの配信になります。そのため、どうしても「ルックス」という点が評価されがちです。
しかし、ミラティブではゲームのうまさやトーク力のみで評価されます。顔出しする必要がないため、顔出しをするライブ配信アプリに比べるとデジタルタトゥーは残りにくいです。
エモモ(アバター)
前述しましたが、ミラティブにはエモモと呼ばれるオリジナルアバター作成機能があります。
本機能を使用することで、誰でも無料でVLiverになることができ、そのアバターを自由に動かすことができます。
バーチャル配信分野においても、ミラティブは注目を集めるアプリです。
エモモによって顔出しなし配信が実現してますね!
投げ銭
ミラティブにも当然、投げ銭機能が搭載されております。個人的に還元率は決して高くはありません。そのため、収益目的よりもゲーム配信に興味がある方向けのアプリです。
また、収益化の条件も2022年入ってからより厳しくなりました。
ミラティブの懸念点3選
配信画面が低画質
口コミ評価を見ると画質があまりよくないという声が多くありました。
無料で簡単にゲーム実況ができるため、このくらいは許容しようという声もあります。
しかし、ゲーム実況という性質上、画質にはこだわってほしいです。
FPSや荒野行動といった配信は画質の良し悪しでリスナーの満足度が大きく変わります。
収益性が低い
2018年末にミラティブはユーザー収益化制度を始めましたが、収益化の条件が厳しいです。
また、バイユーザーが多いため、投げ銭専門ユーザーも他のライブ配信アプリと比べると少ないと思われます。
そのため、正直コスパは悪いです。
配信可能アプリ
- モンスターストライク
- シャドウバース
- パズル&ドラゴンズ など
以上のような主要ゲームアプリをはじめとする多くのアプリにミラティブは対応しています。
しかし、国内にあるすべてのゲームアプリに対応しているわけではないので、もしかすると配信予定のアプリがミラティブでは配信許可されていない可能性もないとは言えません。
ミラティブに向いている人
ゲーム実況に興味がある
YouTubeなどでゲーム実況配信を考えている人は多いのではないでしょうか。その場合、機材などの購入にかなりのお金がかかります。ミラティブでゲーム実況配信を始め、それで出た売上で配信機材を買う。
そして、ライブ配信プラットフォームを変えるという流れをおすすめします。
顔出しに抵抗がある
ミラティブは顔出し配信をする必要がありません。ライブ配信アプリは基本的に顔出し配信が「普通」です。
そのため、ミラティブのように顔出しせずにライブ配信でお金が稼げるライブ配信アプリはレアです。
バーチャル配信に興味がある
VtuberやVLiverに興味がある方にとっても、ミラティブは何か発見があるかもしれません。
アバターとしての知名度を上げれれば、Youtubeなどの別プラットフォームに移行したり有名事務所に所属したりと可能性はかなり拡がります。
ミラティブの禁止事項
- 当社が保有するサーバー及びこれらが生成する情報、通信内容等の解読、解析
- 他のミラティブ会員の個人情報を違法利用
- なりすまし
- 他のミラティブ会員のID・パスワードを入手すること
- 迷惑メールなどの送信
- ボットなどの利用 などなど
ミラティブでは以上の行為を禁止しています。詳細はこちら
これらの禁止事項を行った場合、会員資格の停止などの処分がくだされる場合があります。
ミラティブに関してよくある質問
ミラティブまとめ
- ミラティブはゲーム実況配信に特化したライブ配信アプリ
- ミラティブの運営会社はミラティブ株式会社で開発は株式会社DeNA
- バイユーザーが多い(ユーザーの多くがライバー兼リスナー)
- コストをかけずにゲーム実況が可能な一方で、収益性はあまり高くない
- 誰でも簡単に無料でオリジナルのアバターを作成することができる(エモモ)
ミラティブはスマホ1つあればゲーム実況することができる画期的なライブ配信アプリです。
利用ユーザーもライブ配信アプリのなかではトップレベルに多く、ゲーム実況配信を志す人の第一歩としては非常に有効的なアプリです。
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