Lemon8(レモンエイト)とは、TikTokを手掛ける中国のByteDance株式会社が運営するライフスタイル情報アプリです。
Instagramと類似したアプリと評されており、次に時代を創るSNSとして注目を集めています。
そこで本記事では、Lemon8のアプリの概要や将来性について解説していきます。
Lemon8(レモンエイト)とは
項目 | 回答 |
---|---|
アプリ名 | Lemon8 |
ふりがな | レモンエイト |
運営会社 | ByteDance株式会社 |
発祥国 | 中国 |
サービス開始 | 2021年9月~ (Lemon8にサービス名を変更) |
Lemon8は、Instagramに酷似したライフスタイルSNSです。
「毎日に、ハジける発見が出来る」といったコンセプトのもと、2021年9月にリリースされました。
2020年4月に、Sharee(シェアリー)というアプリでリリースされましたが、21年9月にLemon8(レモンエイト)とサービス名を変更しております。その後、10月にタイでローンチされました。
運営会社
TikTokを開発した「Bytedance株式会社」によって運営されております。
TikTok運営会社によるInstagramといったサービスです。ByteDanceの詳細は下記をご覧ください。
ちなみに、ByteDanceの時価総額は40兆円をこえており、日本1位のTOYOTA(約29兆)をも凌駕します。
リリース背景
2018年ごろより、TikTokが急激にアジア(日本)で伸び始めました。圧倒的な普及力により、現代社会においてはスマホにインストールしている若者はいないのではないか?とも思わせてくれるほどの利用率です。
その状況に対して面白くなかったのが、いままで若者をはじめとする多くのユーザーが使用していた「Instagram」です。InstagramはTikTokに対抗するべく「リール機能」という縦型動画機能を搭載しました。
アプリ | 開発国 |
---|---|
TikTok | 中国 |
アメリカ | |
Youtube | アメリカ |
上記のようにTikTokとInstagram,Youtubeは運営国が違います。察しの良い方であればお気づきかもしれませんが、市場のシェア率を国単位で争っている背景がございます。
そこでTikTokは「真似されたなら俺らも真似してやるぜ」という大義を持ちつつ、新たな市場への参入を狙ってLemon8というアプリをリリースしたと言われています。
ちなみに2023年現在、TikTokのアメリカ版はオラクルに買収されております。
→上記により、大統領令を免れてアメリカで事業展開可能、アメリカ人も利用可能の効果があります
Lemon8(レモンエイト)の特徴3選
Instagramとの相性
Lemon8では、Instagramの投稿をそのまま使用することができます。
そのため、既にInstagramで発信活動されている方は、Lemon8でも同時に投稿することを強くおすすめします。
ジャンル(カテゴリー)
- ファッション
- ビューティー
- フード
- アート
- トラベル
- ライフスタイル
- レシピ
- フォトグラフィー
- ペット
- アウトドア
- フィットネス
上記11のジャンルが現時点で登録されています。さらにこのジャンルは増加予定です。
パーソナライズ
TikTokやYoutubeでも似たような機能が搭載されていますが、ユーザーそれぞれの閲覧データなどから予想される好みに合わせてコンテンツが次々と流れてきます。
思いもしない「何か」に出会うきっかけを創出してくれます。
Lemon8とInstagramの違い3選
先行者利益
Lemon8でトップのフォロワー数を誇るアカウントも、Instagramとは比較にもなりません(数万人程度)。
Instagramではフォロワー数百人だったアカウントが、Lemon8ではあっという間に伸びた事例もあります。
今後ユーザー数が拡大されることを見越して、いまから始めてみてはいかがでしょうか。
実用性
ライフスタイル情報アプリと呼ばれることもあり、生活に役立つ情報がたくさん投稿されています。Instagramにある港区女子やモデルインフルエンサーではなく、有益かつ実用性のある情報が発信されているプラットフォームです。
また、近年重要視されている「多様性」を重んじ、多くの方の「日常」がそのままシェアされています。
リンクの貼り付け
アフィリエイトリンクの貼り付けは禁止されておりますが、投稿(キャプション)にリンクを直貼りできます。
個人的には、将来この部分にアフィリエイトリンクを貼れる許可が下りるのでは?と推察しています。
なぜなら、Instagramと似た状況のためです。元々Instagramは影響力がある発信者のみがストーリーにリンクを掲載できました。しかし、いまでは誰でもストーリーにリンクを掲載することができます。
そのため現在のInstagramでは、フォロワーが決して多くないクリエイターであっても、マネタイズができている方もいます。
Lemon8は伸びる!将来性3選!
Lemon8は今後、さらに伸びることが予想されます。現時点でも日々ユーザー数が増加しておりますが、今後はそのスピードがさらにアップするでしょう。
下記では、今後Lemon8が伸びると言われる理由を3つ紹介していきます。
TikTokの成功ノウハウ
Lemon8運営会社のByteDance社はTikTokでの成功ノウハウが既にあります。TikTokが伸び始める前も、Instagram/Twitter/FacebookといったSNSアプリは飽和状態と言われていました。
そのなかでも「タテ型ショートムービー」の需要を発見し、莫大にユーザー数を伸ばした実績があります。
今回のLemon8はまだInstagramのマネをした状態ですが、ここに何かしらの付加価値を付けば爆発的にヒットする可能性が高いです。そして、ヒット前のアプリを買収されずに継続的に運営する実績もByteDanceはあります。
Instagramからの引き抜き
Lemon8、地味に頑張ってあと少しで万垢…!! pic.twitter.com/BX2VlPpPvg
— ゆーき(インスタ60万人、インスタで総収益9桁突入) (@travelife_yuki) March 16, 2022
Instagramのインフルエンサーは、モデルやタレントだけに限りません。有用な情報を発信し、アフィリエイトや案件などで収益をあげる一般人も含まれるようになりました。
このような、有益情報を発信するメディアインフルエンサーをLemon8へ引き抜く(スカウトする)動きが散見されます。
上記は、Instagramで不動の人気を誇る旅行アカウント「ぴち家」を運営するゆーきさんのツイートになりますが、1年前にLemon8にしれっと参入されてますね。
このように、既にInstagramで人気があるインフルエンサーがLemon8でも発信を始めています。
資金力
- 広告
- 引き抜き
- キャンペーン など
広告効果によって国内アプリDL1位を獲得することや、インフルエンサーに対して投稿報酬を支払うことで引き抜きを成功させること、さらにアプリDL者向けのキャンペーン実施などでユーザーを集めています。
まさにお金がある企業だからこそできるマーケティングですね。
今後は、Lemon8のアフィリエイトだったり収益性にも訴求した内容でユーザーが増えることが予想されます。
Lemon8に関してよくある質問
Lemon8(レモンエイト)まとめ
- Lemon8は、TikTokを手掛ける中国のByteDance株式会社によって開発・運営
- Lemon8とは、Instagramと酷似した機能性を有し、ライフスタイルを写真や動画で発信できる
- 11のジャンルに分かれており、今後も更なるジャンル拡大が予定されている
- Instagramと比べて、先行者利益や投稿(キャプション)へのリンク貼り付け可能など、違いが幾つかある
- Instagramのインフルエンサーもアプリを利用し始めるなど、将来性は抜群のSNS
Lemon8には、莫大な広告費用がかかっています。そのため、クリエイター側でも見る側であってもキャンペーンの適用対象なことも珍しくありません(23年1月時点)。
今後は、更なるユーザー拡大が見込まれるため、いまのうちから始めることで得られる恩恵を最大限受けることができます!
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