Youtubeで収益を獲得しようとする場合、幾つかの条件をクリアする必要があります。
その中の条件の1つが「チャンネル登録者1,000人以上」です。そのため、Youtubeを始める多くの方がチャンネル登録者1,000人到達を1つの目標として投稿を始めます。
そこで本記事では、最速でYoutubeの登録者を1,000人に伸ばす方法をまとめました。これからYoutubeを始める方や収益獲得を志す方は、是非最後まで記事をご覧ください。
登録者が1,000人到達した際の収益性やマネタイズ関連は下記記事をご覧ください。
Youtubeで登録者1,000人を目指す重要性
Youtubeでチャンネル登録者1,000人を目指すべき理由は様々ですが、1番は「収益化条件」になると思います。
YouTubeガイドラインでは、YouTubeで収益化する条件が定められており、そのなかの1つにチャンネル登録者数1,000人をクリアするという条件が存在します。
また、YouTubeでは1,000人から1万人よりも、0人から1,000人をつくるほうが大変と言われており、YouTubeで影響力を持つための最初で最大の壁がスタート後の伸びない期間とも言われています
収益化条件
- ※18歳以上
- チャンネル登録者数が 1000 人
- 直近 12 か月のチャンネル総再生時間が 4000 時間
- YouTube のチャンネル収益化ポリシーの尊守
YouTubeで収益化するためには、上記の条件を達成する必要があります。ちなみに18歳未満であっても、両親(保護者)が保有するGoogleアカウントをリンクさせる必要があります。
お客様の Google アカウントをご両親のいずれか、または 18 歳以上の保護者の方が所有する承認済みの AdSense アカウントにリンクさせる必要があります
出典:Youtubeガイドライン
割合
チャンネル登録者 | 割合 |
---|---|
100人以上 | 上位約45% |
1,000人以上 | 上位約15% |
5,000人以上 | 上位約5% |
1万人以上 | 上位約3% |
10万人以上 | 上位約0.5% |
SOCIAL BLADEという分析サイトによると、チャンネル登録者1,000人を超えるサイトは全チャンネルのうち、15%ほどです。この集計には収益化目的ではない視聴用チャンネルも含まれているため、完全な集計ではないこと、ご理解ください。
>>SOCIAL BLADEはこちら
また、ここからさらにほかの収益化条件を満たしたサイトのみが収益化可能です。そのため、全体の5%ほどのチャンネルくらいしか収益化はできていないのでは?と推察されています。
最短でチャンネル登録者1,000人に伸ばす方法
- 需要があるジャンルを見つける
- 投稿を継続させる(30~50投稿目安)
一般の方が最速でチャンネル登録者を伸ばすには、上記2つを遵守すればOKです。
芸能人の方やインフルエンサーのサブ垢が伸びやすいのは、その方の存在自体が需要があるためです。一般人の方の場合、存在自体は視聴する需要がないため、あなたの魅力をまずは伝える必要があります。
それでは、あなたの魅力に対して視聴者が価値を感じるのはどのジャンルか。これらの自己分析をしましょう。
好きなジャンル
- チャンネルの方向性を決める
- 良質なコンテンツを定期的に投稿
- 登録の導線を作る
- SNSでの集客活動
- 改善活動
- 界隈で大きく目立つ
上記のVtuberクエストでは、上記の手順を継続させることが重要と解説されております。
私個人的に➀のチャンネルの方向性こそがジャンル選びであり、伸びやすいか伸びにくいかを分けるなと感じております。一方で、⑤のように繰り返しPDCAを回すことで、仮にそのジャンルがレッドオーシャンでも伸ばすことができるでしょう。
ただ、「伸びない原因がなにか」のベクトルを常に自分の投稿に向け続け、ゴールがあるかもわからない(伸びることは確約されていない)ところへ走り出すのは相当な胆力を必要とします。
チャンネル登録者を1,000人に伸ばすやり方/コツ5選
上記で紹介した「好きなジャンルでYoutubeのチャンネル登録者を伸ばす6つの手順」を実現するうえでのやり方やコツについて解説していきます。
コツ | ジャンル |
---|---|
方向性を決める | 動画制作 |
良質なコンテンツ | 動画制作 |
登録の導線 | テクニック |
SNS戦略 | テクニック |
PDCAを意識 | 全体に共通 |
方向性
好きなジャンルで配信する前提の場合、そのジャンルの需要をまずは調べましょう。そして、そのジャンルの競合がどれだけあるかを調査することが重要です。
このとき、その選んだジャンルはなるべく枠組みを大きくしましょう。例えば、ゲーム配信を選択するなどを指します。この時に「○○のゲームの○○」といった小さいカテゴリーまで選択してしまうと後々厳しいです。
大きなジャンルを決めると、必ずそのジャンルに需要があればパイオニアが存在します。その方がそのジャンルでトップの位置にいるのであれば、別ジャンルを掛け合わせることで方向性に独自性が生まれます。
良質なコンテンツ
視聴者を寄せ付ける良質なコンテンツは「おもしろさ」×「映像編集」の掛け算によって生み出されます。
まず、おもしろさですが、ここは人によって感覚が変わります。わかりやすいのが「いじり系」です。いじり系の動画をみてが「面白い」と思う方やそれは「可哀想」と思う方もいらっしゃいます。
そこで重要になってくるのが、ターゲット選定です。どんなジャンルの(性別や年齢)視聴者を想定した動画なのかをハッキリさせることが大切です。
そして、映像の編集においては下記を意識して作成しましょう。なかでも企画は重要です。動画を作成する事前の段階で何を話すかなどの台本は決めておきましょう。
スジ | 企画 |
ヌケ | カメラの撮り方、画角 |
ドウサ | 出演者の演技 |
登録の導線
- ホーム画面の設定
- 再生リストの作成
- 動画にタグの付与する など
上記のような設定を施すことで、チャンネル登録への導線を作ることができます。
上記を含む、Youtubeで設定すべき項目に関しては下記記事をご覧ください。
SNS戦略
Twitterをはじめとする他の媒体からYoutubeへ誘導することも重要です。
たとえば、上記で私がVtuberクエストの動画を紹介いたしましたが、私のブログ経由でVtuberクエストの動画を見に行く方も一定数いらっしゃるかと思います。
このように、他媒体での影響力を利用してYoutubeを見てもらうことが重要です。
マーケティングをYoutubeに限らず広い視点で施すことが重要です。特にバーチャルライバーであれば、準備期間も集客チャネルを作り出すことができます。VtuberのTwitter運用術は下記をご覧ください。
PDCA
Plan | 計画 |
Do | 実行 |
Check | 評価 |
Action | 改善 |
PDCAとは、上記4つのサイクルを繰り返すことを指します。
どのようなYoutube動画を投稿するか計画(Plan)し、実際に投稿してみる(Do)、再生回数やインプレッション数など指標を分析し(Check)、次の投稿で修正や新たな取り組みをしてみる(Action)を意味します。
Youtubeを伸ばす上ではどれだけ検索されているか、どのようなキーワードで検索されているか、再生されやすい同ジャンルの動画などを分析し、仮設をたてましょう。
良くも悪くもYoutubeを伸ばすための具体的な投稿動画はジャンルによって異なり、時期によっても異なります(例えば、ショート動画で使用される音楽の流行は常に変わります)
動画を投稿してPDCAを回しつつ、継続/流行に敏感になることが重要です。
登録者1000人を目指せるおもしろい動画とは
登録者数1,000人を目指すためには、おもしろい動画を定期的に投稿する必要があります。しかし、この根本を理解していても実際におもしろい動画を作成するのは難しいです。
そこで、おもしろい動画を作るために必要なポイントをもう少し深堀していきます。
重要なポイント
- おもしろいを絞り込む
- 映像制作の重要な要素を理解する
上記がおもしろい動画を制作する上で重要なポイントとなります。
おもしろいを絞り込む
そもそも「おもしろい」とは感覚値になるため、人によって異なります。
つまり、すべての人に「おもしろい」と思われる動画は非常に難易度が高いです。そこで重要になるのがターゲット選定になります。同じ「おもしろい」の感覚を持つであろう方をターゲットにすることで動画制作がしやすくなります
映像制作の重要な要素
理論 | 意味 |
---|---|
スジ | 企画・ストーリー |
ヌケ | 画面構成、撮り方 |
ドウサ | 演技 |
映像制作には上記3つ(スジ、ヌケ、ドウサ)の理論があり、スジが1番重要と言われています。
つまり、配信前の準備(企画、トーク内容を決める、構成を作成)が大切です。
画質や声質、見た目も大切な要素ではありますが、それ以前に企画やテーマが重要になります。
認知度をアップ
- 知る
- 興味を持つ
- 記憶する
- また見たい
- 登録する
基本的に人はチャンネル登録するまでに、上記の心理的ステップを踏みます。そのため、ただ1回のバズりや広告をたくさん露出しても➀のみが達成され、登録まで繋がりません。
そこで、視聴者に興味を持たせ、記憶してもらうための方法の1つが「参加型」の企画です。
無名な方の場合、一人や身内だけの参加型になってしまうかもしれませんが、盛り上がり度をPRしまくることで、第三者に興味を持たせることができます。
Youtubeの登録者を1,000人に伸ばすためのテクニック
記事前半の「チャンネル登録者を1,000人に伸ばすやり方/コツ5選」で紹介した動画制作分野を上記で詳細に解説いたしました。次にテクニックジャンルについても深堀していきます。
チャンネル設定の工夫
視聴者の行動原理として、チャンネル登録するまでに他の動画も見ると言われています。
そのため、興味を持った視聴者はまずあなたのホーム画面を訪問します。その際に、再生リストやホーム画面などを綺麗に整えておくなどが重要です。(その他重要な点を下記にまとめました)
- サムネの統一
- チャンネル概要の入力
- チャンネルアートの作成
外部リンク
- おすすめ
- 関連動画
- 検索(SEO)
- 外部リンク
主に視聴者が動画に辿り着くには上記の流入経路があります。
しかし、外部リンク以外はある程度の実績(再生数やチャンネル登録者数)やSEO知識が必要です。
そのため、外部リンクが重要です。そもそも外部リンクとは、Twitterのリンク経由やInstagramのリンク経由などリンクを踏んで流入してきた経由を指します(当サイトからVtuberクエストの動画を見たパターンも外部リンクです)
Youtubeの登録者を1000人に伸ばす方法まとめ
- チャンネルの方向性を決める
- 良質なコンテンツを定期的に投稿
- 登録の導線を作る
- SNSでの集客活動
- 改善活動
- 界隈で大きく目立つ
基本的には、需要があるジャンルを見つけ、投稿を継続させることが重要です。
しかし、好きなジャンルで投稿したい方がほとんどかと思います。その場合、自分が投稿したいジャンルでチャンスがある方向性を見つけ出し、上記手順で投稿を継続しましょう。
ちなみに本記事で補助的に掲載しているVtuberクエストの動画では、また違った流れ(ロジック)で登録者1,000人達成のロードマップを解説されております(Vtuberクエストの動画順番と掲載順が異なるのはそのためです)
動画もご覧いただくことで、より理解は深まるかと存じます。その後はひたすらに準備・継続をしましょう!
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