最近はVtuberの認知度や人気が高まるにつれて、些細なことで炎上するなどの問題が増えています。Vtuberにとっては「炎上しないようにどんなことに注意すべきなのか」は気になるところです。
そこで本記事では、Vtuberのコンプラ対策として、炎上しないために必要なポイントを一挙に紹介します。
Vtuberとして活動をする上で認識していて損はない内容となっているため、是非最後まで記事をご覧ください。
Vtuberが配信中に気をつけるべきこと
Vtuberをやっている方の中には、動画投稿だけでなく雑談配信やゲーム配信などの生配信をやっている方も多いと思います。生配信中は「何を話そう」などに気が行きがちですが、炎上防止のために気をつけなければならない点もたくさんあります。
炎上を防ぐために配信中に気をつけるべきことは、以下の7つが挙げられます。
- 配信中の環境音
- 画面キャプチャをしない
- 通知をOFFにする
- 他人とのやりとりを話さない
- 配信の切り忘れ
- 感情的になった攻撃的な発言
- 下ネタの発信
大事なことなので、それぞれについて以下で解説していきます。
配信中のコンプライアンスに関して、上記動画でも解説されております!
配信中の環境音
配信中の環境音は気にしていなければ見逃しがちな点ですが、とても注意が必要です。
例えば配信中に選挙カーが近所を通るとします。その音が配信に乗ってしまうと、選挙カーから聞こえる候補者の名前を元に住んでいる地域が特定され、身バレに繋がる危険性があります。
選挙カー以外にも、地方テレビ局の音が入ってしまうなどして身バレする可能性も考えられるため、配信中は以下の環境音対策を意識することが大切です。
- 環境音が聞こえそうならすぐにミュートにする
- TVや電車などの環境音にも注意する
- そもそも配信音は極力載せないようにする
画面キャプチャをしない
配信の話題の中で、画面のキャプチャ画像を撮って見せたくなることもあるかもしれませんが、配信中に撮ってみせることのないように注意しましょう。
というのも、パソコン上の気づきにくい場所にIDが書かれていたり、個人情報の特定につながる情報が載っていることがよくあります。そのため、画面をキャプチャして配信することはとても危険です。
見せたいものがある場合は、配信前にスクリーンショットを撮り、事前にしっかりとチェックした上で見せるようにしましょう。
通知をOFFにする
ゲーム配信などで画面を配信に載せている場合、通知がONになっていないか注意しましょう。
配信中に通知が来て配信に乗ってしまうと、出してはいけない情報が漏れてしまうなど、自分だけでなく他の人にも迷惑がかかる可能性があります。
通知からの情報漏洩をしないためには、WindowsでもMacでも「集中モード(Mac:おやすみモード)」という、通知をオフにできる機能を活用し、配信前には必ず設定するようにしましょう。
他人とのやりとりを話さない
配信外で他の人とやりとりした内容を、雑談として話したくなることもあると思いますが、話す前には必ず許可を取るようにしましょう。
その人が話して欲しくない内容があったり、相手のブランディングに影響してしまうなどの問題が発生する可能性があるため、無闇に話さないように注意が必要です。
配信の切り忘れ
配信に慣れてくると、意外と切り忘れるミスをするVtuberさんが多いです。
切り忘れてそのままにしてしまうと、生活音が配信に乗ってしまったり、最悪の場合は身バレの危険もあるため、しっかりと配信が切れているか毎度確認する癖をつけておきましょう。
感情的になった攻撃的な発言
配信で感情的になって攻撃的な発言をするのは、絶対に避けましょう。
配信中に熱くなってしまう気持ちは分かりますが、一時の感情でとんでもない発言をしてしまい炎上を引き起こしかねず、リスクがとても大きいです。
地震が感情的になっていると思ったら、アンガーマネジメントとしてまずは無言で5秒深呼吸をしましょう。それでも怒りや感情が収まらない場合は、余計なことを言ってしまわないように配信は終わらせてしまうのが良いです。
下ネタ
配信時は安易に下ネタを言ってしまわないように注意しましょう。
放送禁止とされる単語は色々とあるため、事前に調べて気をつけるに越したことはありません。また、禁止用語とされていなくとも、下ネタを苦手とするリスナーさんもいるため、自身の視聴層を考えて発言するように注意しましょう。
VtuberがTwitterで発信する際に気をつけるべきこと
大体のVtuberが活用しているほど、VtuberにとってTwitterは欠かせないツールです。しかし、気軽にツイートができる分、些細な不注意で問題になってしまうことがよくあります。
VtuberとしてTwitterを使う場合は、以下の7点を気をつけましょう。
- 画像のアップロードに気をつける
- 行き過ぎた言動に気をつける
- ネットリンチに加担しない
- 攻撃的な意見を言わない
- やり取りを勝手に晒さない
- フォローチェーンをしない
- 期待を持たせない
自身の身を守るために大切なことなので、それぞれについて以下で解説していきます。
画像のアップロードに気をつける
Twitterで画像を載せて投稿する際は、使用する画像に十分に注意するようにしましょう。
特に自宅付近で撮った写真などは、電柱柱に記載されている住所などから住んでいる場所が特定されてしまう危険もあります。電柱以外にも背景から多くの情報が得られて特定されてしまう可能性は考えられますので、心配なら背景にボカシを入れるなどの対策を取ることがオススメです。
Twitterに限らずですが、写真を載せる際には個人の特定に繋がるものが映っていないかをしっかりと確認するようにしましょう。
行き過ぎた言動に気をつける
ツイートをバズらせたい一心で、行き過ぎた言動になっていないか注意しましょう。
行き過ぎた言動が起こす結末は、バズではなく炎上になってしまいます。特に、法に触れる行為や禁止されている行為などは、どんなに面白い内容でも絶対にやらないように注意しましょう。
ネットリンチに加担しない
炎上した1人を集団で責めることを「ネットリンチ」と呼びますが、断固として加担しないようにしましょう。
ネットリンチに加担してしまうと「攻撃的な人」として悪印象を持たれてしまうことが多いです。タレントであるVtuberがリンチに加担しても、プラスの印象になることはまずないといえます。
例え相手が悪かったとしても、ネットリンチには参加しないように気をつけましょう。
攻撃的な意見は言わない
ネットリンチの内容と少し似ていますが、攻撃的なリプも投稿しないようにしましょう。
意見は人によって異なりますし、それぞれが正しいと思っている考え方があります。自身と意見が異なるからといって、相手を否定して攻撃してしまうと争いを生んでしまうだけです。
そのような争いの場面をリスナーさんに見られて幻滅されてしまいます。そのため、自身と異なる意見を見つけたとしても、攻撃的な意見を投稿するのは控えましょう。スルースキルを身につけることが大切です。
また、万が一自身が攻撃されてしまった場合はブロックやミュートで対応するのも良いでしょう。Vtuberだからといって全員と仲良くする必要はありません。
やり取りを勝手に晒さない
他の人とのやり取りで面白いことがあると、Twitterで載せたくなることもあるかもしれません。
ですが、配信同様にその内容が相手にとっては表に出したくない場合や、相手のブランディングに関わるなど問題となってしまう場合があります。
やり取りを無許可で投稿してしまうと、相手に迷惑をかけてしまう可能性が非常に高いため、載せても大丈夫か事前に必ず許可を取るように気をつけましょう。
フォローチェーンをしない
この行為はTwitter社から禁止されています。もし行ってしまったら、高確率でアカウントが凍結されてしまいます。また、フォローチェーンをやられた人に「数字稼ぎのダシにされた」など嫌な印象を持たせてしまう可能性が高いです。
フォローチェーンはアカウント凍結のリスクが高いだけでなく、リスナーさんからの印象も最悪なので絶対にやらないようにしましょう。
期待を持たせない
リスナーさんとの個人的なやり取りなどで、期待を持たせてしまわないように注意が必要です。
リスナーさんやファンという立場では、ちょっとした情報でも相手に特別な期待を持たせてしまうことがあります。特別な期待は後々トラブルになってしまうことが多いです。そのため、個人情報や連絡先を教えるなども極力控えることがオススメです。
【まとめ】Vtuberのコンプラ対策!炎上しないために注意すべきこと
- 些細なことで炎上してしまわないように、Vtuberは注意すべきポイントをしっかりと理解することが大切
- 配信中は、以下の7点に注意が必要
- 配信中の環境音
- 画面キャプチャをしない
- 通知をOFFにする
- 他人とのやりとりを話さない
- 配信の切り忘れ
- 感情的になった攻撃的な発言
- 下ネタの発信
- VtuberでTwitterを活用する方がとても多いが、利用には以下の7点に注意が必要
- 画像のアップロードに気をつける
- 行き過ぎた言動に気をつける
- ネットリンチに加担しない
- 攻撃的な意見を言わない
- やり取りを勝手に晒さない
- フォローチェーンをしない
- 期待を持たせない
せっかく日々コツコツと活動をしていても、炎上してしまって悪い印象を持たれてしまってはその後の活動に大きく影響してしまう可能性があります。とはいえ、炎上は遠い存在の話ではなく、些細な点で炎上してしまうVtuberもいます。
例えファンがまだ多くなくても、Vtuberという立場である以上、一定数の人間に影響を与えかねないということをしっかりと認識しておくことが大切です。
上で紹介したポイントに気をつけ、安全に活動を行いましょう。
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