私たちの日常に「ネット」や「SNS」の存在が普通になってから数十年が経過しました。そして、そのネットの使いやすさや開発技術、サービスの種類は年々進化し、そこに比例するようにネット用語も増加しています。
そこで本記事では、ネット初心者の方や配信初心者の方向けにSNS(ネット)用語をまとめてみました。
ネットならではの用語だけでなく、マーケティングの観点で使用する言語もまとめているため、是非最後まで記事をご覧ください。
【基本機能】SNS用語一覧
タイムライン
他の人が投稿した内容が一覧で表示される画面のことを指します。
SNSでは、自分が見たいアカウントの投稿だけに絞ることが可能です。つまり、タイムラインとは自分が見たいアカウントだけを表示させるオリジナルの画面になります。
フォロー
特定の人をタイムラインに表示させるための機能です。
フォローをする=タイムラインにそのアカウントを表示させる
また、SNSによってはフォロー欄を選択することで、そのアカウントがだれを(どのアカウントを)フォローしているかを確認することができます。
フォロワー
あなたをフォローしてくれているアカウントを指します。
つまり、あなたがフォローしているアカウント目線、あなたはフォロワーとなります。
ミュート
フォローしているけど、タイムラインに載せたくない場合に、ミュートにすることで通知も表示もされません。
ブロック
対象のアカウントから一切自分の存在を消したいときに利用します。
ブロックされたアカウントはあなたのアカウント名を検索しても表示されません。
アーカイブ
自分の投稿を保存できる機能です。アーカイブにすることで、フォロワーのタイムラインには表示されませんが、自分だけその投稿を保存することができます。
ブックマーク
アーカイブと反対に、他者が投稿した投稿を保存したい場合に利用します。
後で見返したい投稿などに対して利用することが多いです。
いいね(ハート)
良いなと思った投稿に対して反応する機能です。
Twitter、Instagram、TikTokそれぞれハートを押すボタンがあります。いいねが多い投稿=クオリティの高い投稿とそれぞれのアプリのアルゴリズムに認識される評価指標の1つでもあります。
シェア
投稿を他のSNSへ転載する機能を指します。
シェアの数もその投稿を評価する1つの指標として捉えられているアプリもあります。
アクティビティ
ユーザーの行動履歴を確認できます。あなたの投稿をどれだけの人が見たか、表示されたか等を確認できます。
アクティビティの細かい中身は【マーケティング編】(次項)で紹介します。
インフルエンサー
多くのフォロワーを抱え、影響力がある方の総称です。
登録者の多いYoutuberやフォロワー数が多いTikToker等がインフルエンサーに当てはまります。
クリエイター
投稿のテキスト、画像、動画を制作する人を指します。
例えば「Youtube動画クリエイター」等は職業の1つとして普及しつつあります。
認証バッジ
- 企業
- 有名人
- インフルエンサー など
影響力を持った方のアカウントが本物であることを示す際に使用されます。
しかし、Twitterが認証バッジを購入する機能を発表するなど、上記の効果は弱まっております。
なりすまし
あたかも有名人本人を装ってアカウントを運営する行為を指します。
なりすましを防ぐ効果も「認証バッジ」にはありました。
ハッシュタグ
「#」が付いた投稿を指します。ハッシュタグは自動でリンクが貼られ、選択するとそのハッシュタグが付いたすべての投稿を確認することができます。
ハッシュタグをうまく付けることで、より多くの人に見られる可能性が高まります。
タグ
投稿したテキストや画像に一緒にいる人のアカウントを添付する機能です。
仮に関係がないとしても、タグは付けることができます。
メンション
特定の相手へのメッセージを示す機能です。
SNSは不特定多数の方に発信できますが、そのなかで特定の人向けに伝えたい内容があるときに使います。
ユーザー名
@からはじまるアカウント名です。
Instagram、TikTok、Twitterそれぞれ自由に設定することができますが、誰かが一度作ったユーザー名と同じスペルを使用することはできません。
また、基本的に英語、数字、記号で構成されます(記号の使用可能範囲はSNSによって異なります)
リプ(コメント)
Twitterで使われる名称になります。投稿に対しての「返信」を意味し、正式名称はリプライです。
TikTokやInstagramは「コメント」と表現しますが、役割としてはリプライと同じになります。
DM
DM(ダイレクトメッセージ)とは、特定のアカウントに個別にメッセージを送れる機能を指します。
【マーケティング】SNS用語一覧
ペルソナ
サービスを利用する人やサイトを見る人のユーザーモデルです。
どんな人の役に立ち、どんな人がみてくれるのかといった架空のお客様(フォロワー)を想像します。
インプレッション
表示回数や閲覧数の総称です。SNSにより若干意味あいが異なります。
インバウンド
自分に興味があるユーザーと出会い、購買意欲(フォロー意欲)をアップする狙いを持つマーケティング手法です。
UU
UU(ユニークユーザー)とは、特定期間内にそのサイトを訪れた人数を指します。
アルゴリズム
各SNSには表示順序があります(おすすめ投稿/動画など)。
その表示順序を決めるアプリ側の仕組みを指した言葉です。
広告単価
広告単価をあらわすマーケティング用語は、下記のようにいくつかあります。
CPA | 1アクションあたりの広告単価 |
CPE | 1エンゲージメントあたりの広告単価 |
CPM | 1,000インプレッションあたりの広告単価 |
CPC | 1クリックあたりの広告単価 |
CPF | フォロワーあたりの広告単価 |
KPI
目的や目標が達成されるための指標を確認するために、数値として定めた指標。
企業の評価方法などでよく用いられる。一方でKGIとは、KPIを通じて達成する目的を指標化したもの。
MAU
月間で1回以上、あなたのサイトやサービスを利用したユーザー数を指します。
たとえば、DL数が多い配信アプリであっても、MAUが少ない場合、配信が過疎る可能性が高いです。
ステマ
ステマ(ステルスマーケティング)とは、閲覧者に広告だと気づかれないよう、通常の口コミや投稿などに偽装して商品・サービスの宣伝を行う手法です。
InstagramやTikTokのインフルエンサーによる投稿、Youtuberによる商品紹介動画にもよくみられます。
オウンドメディア
自社で管理するメディアを指します(企業の情報発信メディアが本用語の対象です)
【ネットスラング】ネット用語一覧
バズる
ある投稿が爆発的に伸びることを指します。
バズった際は、情報拡散のスピードがとてつもなく早く、恐怖さえ覚えるでしょう。
炎上
多くのユーザーから批判や誹謗中傷など、ネガティブな投稿が送られてくる状態のこと。
炎上をきっかけに精神的に追い込まれてしまったり、発信をやめてしまう方もいます。
FF外
フォロー・フォロワー外を意味します。
orz
がっかりしていること・落胆していることを表します。ちなみに読まれ方に統一制はありません。
ニキ/ネキ
ニキは兄貴、ネキは姉貴を意味します。
朝倉未来のYoutubeから「10人ニキ」が流行りましたが、23年でもよく使われるネットスラング単語です。
【アプリ別】SNS用語一覧
単語 | 意味 |
---|---|
ツイート | 投稿 |
リプ | 投稿に対する返信(コメント) |
リスト | タイムラインにのせるツイートの整理機能 |
リツイート | 他者の投稿を自分の投稿としてツイートすること(拡散) |
Twitter Blue | 青いチェックマークが付与される(月/8米ドル) |
ツイートアクティビティ | 発信したツイートの表示回数などの分析指標一覧 |
Twitter BlueはiOSやAndroidのアプリ内で決済すると11米ドルかかります。課金する際はWebサイトから行いましょう。
単語 | 意味 |
---|---|
ストーリー | 24時間で自動的に消える投稿 |
ブックマーク | お気に入りの投稿を保存できる機能 (あとで見返すことができる) |
リール | 最長90秒の縦型動画 |
ハッシュタグ | 検索に引っかかりやすいタグ |
フォローやタイムラインなどは他SNSと意味合いに違いはありません。
TikTok
単語 | 意味 |
---|---|
レコメンド | タイムラインと同義 おすすめも表示されます |
クリエイターツール | インサイトなど、分析指標を確認可能 |
プロモート | TikTokの収益確認ページ |
近年TikTokでライブ配信をする方も増加傾向にあります。
17LIVEやPocochaをも上回る勢いで普及しているため、インフルエンサーを目指す方はぜひご検討ください!
SNS/ネットで使われる用語一覧
- 基礎・基本
- マーケティング
- ネットスラング
- アプリ別
上記のカテゴリー別で思いついたネット用語を紹介いたしました。
紹介した単語の他にも、無数の単語がネット社会では使われています。
解説してほしい単語や掲載希望の単語あれば公式LINEまでご連絡いただければ幸いです!
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