Vtuberのモデルを絵師さんに依頼後、イラスト完成後にキャンセルをされてしまったり、何も連絡もなく勝手に絵師さんを変更されたりなど、トラブルに発展するケースも珍しくありません。
そこで本記事では、正しい依頼方法と依頼する際に必ず注意していただきたい事項についてまとめました。
Vtuberとして絵師さんモデル/イラストを依頼したいと考えている方は是非記事をご覧ください。
Vtuberの絵師さんへの依頼方法
SNS
- 絵師
- イラスト制作
- Vtuberイラスト
基本的にはTwitterで依頼するやり方になると思います。
上記のようなワードで検索していただき、募集ツイートから応募しましょう。
良さそうな方がいれば、直接DMで依頼するのもやり方としてはOKです
ココナラ
絵師として活躍されている方が、案件募集されています。
自らの要件に対しての応募形式で依頼したい場合は、ランサーズやクラウドワークスを使用しましょう。
事務所所属
にじさんじやホロライブといった事務所に所属することで、事務所側から絵師に依頼してもらえる場合があります。
個人間だとトラブルが多い絵師×ライバーのため、法人である事務所が入ることで、よりスムーズに迅速に取引をすることができます。
また、修正要望に関しても事務所が盾となってくれるため、通りやすいです。
依頼テンプレメール
○○○○様
初めまして、突然のご連絡失礼いたします。ふぇいと申します。
〇〇○○様の△△の募集ツイートを拝見し、ご連絡いたしました。
是非、当方のバーチャルモデルの作成を○○円(要相談)からでご相談させていただきたく存じます。
一度見積もり等を含めたお打ち合わせいただくこと可能でしょうか。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
Twitterからの依頼なのか、メールからの依頼なのかによって変わりますが、上記のような文章が無難です。
条件設定
- 修正の上限回数
- チェック回数
- オプションの有無(金額が契約の額で問題ないか)
後程、詳細に紹介しますが、上記のような条件の設定はトラブル防止のために、しっかり定めましょう。
完成版をいきなり共有するのではなく、完成形に向かってライバーと絵師との間で、随時話し合いながら進めることが非常に重要です。
Vtuberの絵師さんへの依頼相場
そもそも、絵師さんに依頼する際は、立ち絵なのか2Dモデリングなのか、3Dモデリングなのかによって費用が大きく変わります。
また、個人に頼むのか(Twitterやココナラなど)法人に頼むのかによっても違います。
そのため、下記では2Dモデルを前提した費用感で紹介していきます!
無料
Twitterでは、あまり有名ではない絵師さんが無料で引き受けてくれる場合もあります。
イラストを絵師に依頼したことがなく、配信もこれから始めようとする初心者におすすめです。
個人
5~15万円
2022年11月時点のココナラを参考に上記記載をしました。
「2Dモデル」と検索いただけると、たくさんの提案をみることができます。
法人
20~50万円
法人では、基本的に50万円くらいはするでしょう
私も自らのモデルをVtuber事務所経由で法人依頼したことがありますが、見積もりは約40万円でした。
オプション(動きを付けるのか、登録設定するのか)によっても価格変動はありますが、個人の5倍くらいの価格はかかるイメージがあります。
Vtuberが絵師さんに依頼する際のトラブル/注意点
本項目は、上記動画でも詳細に解説されています。
絵師さんに仕事を依頼するか検討されている方は、是非一度視聴されてから依頼することをおすすめします。
金銭トラブル
報酬が支払われなかったパターンです。
要望と違う絵が提出されたため、完成後に依頼者がキャンセルするといった流れが多いです。
しかし、上記の心のうちは本人しかわかりません。
そのため、絵師さんは要件定義をはっきりさせた上で依頼を受ける必要があります。
要件定義
- 全体の下書き
- 構図の参考絵
- 衣装の資料
- 表情のイメージ
- 塗りのサンプル など
要件定義とは、上記のような内容を予め定めて、完成版の下書きを作成することです。
悪い絵師
- 工数
- 要望が多い
- その作業はオプション など
上記のような理由付けで契約以上の報酬金を要求してくる絵師も実際にいるそうです。
オプション代といった名目で請求書の金額が跳ね上がっている場合もあるので注意しましょう。
修正回数
無限に修正要望をすると、絵師さんの負担もかなり大きいです。
そのため、事前に修正回数の上限は決めておくことがおすすめです。
全直し要求
完成間近で、ポーズ修正などの全直しが必要な要求は基本NGです。
そのため、下書き時点で段階ごとにチェックすることとが大切です。
Vtuberの絵師さんへの依頼方法まとめ
- Vtuberの絵師さんにはSNSやココナラから依頼することができる
- 依頼のメールをする際は、価格を控えた上で一度MTGをお願いする旨を内容に盛り込んだ方が良い
- 絵師さんとは、修正の上限回数やオプションの有無、下書きの共有タイミングなどを確認すべき
- Vtuberへの依頼相場は2Dなのか3Dなのか、個人か法人かによって変わってくる
- 絵師さんとライバー間の金銭トラブルや修正回数によるトラブルに注意が必要
絵師さんに依頼することで、ライバーはよりハイクオリティはイラスト・モデルを手に入れることができます。
しかし、例えば著作権が絵師さんにあるなど、商用化の上でも注意が必要です。
絵師への依頼の前に、ライバー事務所や有識者の知見をお借りすることをおすすめします!
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