Vtuberは世間が思っている以上に大変な仕事です。企画、リス活、SNS運営に配信設備の整理などVtuberがやるべきことを挙げたらキリがありません。
その上、誹謗中傷や過疎配信、古参リスナーとのすれ違いなど精神的な苦痛も伴います。
それは、Vtuberとして伸びて一定の収入が入ってくると、より一層鋭利な凶器として刺さってくるのです。
そこで本記事では、Vtuberが引退する理由とこれまで引退したVtuberを紹介します。
Vtuberが引退/活動休止する理由
仕事
Vtuberを副業として活動していくことには正直限界があります。
人気が出てくるとともに、活動の幅も時間を拡大されるため、どうしても本業との兼ね合いを検討しないといけないタイミングが誰しもに訪れるでしょう。
そのタイミングで、仕事を取るのかVtuberとしての活動を取るのかといった判断をする必要があります。
そのときに、家族やプライベートの人間関係も加味してVtuberとしての道を諦める方もいます。
アップデート
四天王時代の一人、キズナアイさんの休止理由になります。
キズナアイの目標である「世界中のみんなと繋がりたい」を叶えるためのアップデートとし、無期限の活動休止を発表されました。
しかし、過去に輝夜月さんが活動休止状態のまま引退されたこともあり、ネット上では物議と醸しました。
精神病
- うつ病
- 躁うつ病
- 統合失調症など
原因や症状を引き起こしたきっかけは様々ですが、少なくともVtuber活動をしているうえで、多くの方の意見や感想を聞く必要があります。
ネットの世界ということもあり、時に心無い言葉や嫌がらせのようなコメントが届くでしょう。
アンチは現代の大きな問題ではありますが、Vtuberの中身も1人間になります。
そういった状況に耐えきれず、引退に追い込まれるVtuberも一定数います。
過疎配信
Vtuberとして活動をしていく上で1番重要なのが、リスナーの存在です。
しかし、このリスナーは配信を続けていれば付くといったものではありません。
- 希少性
- スター性
- キャラ性
- 見た目の可愛さ
- 話し方/話の面白さ など
上記のようなVtuberそれぞれの強みに惹かれてリスナーは応援してくれます。
ただ、個人的に個人のVtuberが伸びる上で重要な要素は「運」です。
運ではなく実力で勝負したい方は大手Vtuber事務所に合格すれば伸びる可能性大です。
恋愛
だれとは言いませんが、配信よりも恋愛を優先したいとのことで、活動休止をされる方もいました。
発表の際の配信は、なにか何とも言えない空気が流れていた記憶があります。
Vtuberの活動休止中の過ごし方
- 妊娠や出産
- 配信設備を整える
- 旅行などのリラックス期間 など
Vtuberとして活動休止をして行う活動は、当然ですが人それぞれです。
そして、活動を休止したVtuberが必ず不安に感じる「リスナーが戻ってくるか」という点です。
ブラウジング機能
ブラウジング機能とは、いままで視聴した動画や検索ワードから、YouTubeのAIが自動的に判定しておすすめ動画としてホーム画面や次の動画として掲載することです。
本機能によって、仮に休止したVtuberであっても、戻ってきてたタイミングでこれまでのリスナーには気づかれる可能性が高いと言えます。
過去に引退したVtuber一覧
Vtuber | 所属 |
---|---|
潤羽るしあ | ホロライブ3期生 |
桐生ココ | ホロライブ4期生 |
出雲霞 | にじさんじSEEDs1期生 |
雪汝(せつな) | にじさんじゲーマーズ |
笹木咲(復帰) | にじさんじゲーマーズ |
私の知見の範囲にはなりますが、これまで引退した主要Vtuberです。
別記事で、ホロライブ、にじさんじの過去引退者をまとめる記事を作成しようと思っておりますので、お楽しみに。
引退を検討しているVtuberへ
引退を考えている方は是非一度、上記動画と本記事の内容をご一読ください。
継続について
挑戦し続ける限り、失敗ではありません。もし、いまうまくいってなくても成功した際には、その時間は成功のための過程となり、無駄ではなくなります。
諦めずに継続することが大事です。
近年では、新人Vtuber発掘企画などを行う大手Vtuber、事務所も増えています。さらに伸びるためのノウハウもネットに無数に掲載されているため、諦めなければ伸びます。
引退の前にやってほしいこと
先輩Vtuberや有識者のVtuberに相談するなどして、悩みを吐き出してください。
そして、引退する前に休止期間などを挟むことを検討してください。
ただ、心を壊すくらいならやめてください。無理した活動はリスナーも悲しみます。
細く長く、継続することが重要です。
Vtuberの引退/活動休止まとめ
- Vtuberや仕事や過疎配信など様々な理由で引退や活動休止に追い込まれることがある
- キズナアイさんは目標を叶えるためのアップデート期間として無期限の活動休止を発表した
- 活動休止をしたとしても、ブラウジング機能などによって復帰後もリスナーに認知される可能性は高い
- 過去には数ヶ月で引退した大手プロダクション所属のVtuberもいる
- 引退を検討している方も、その悩みをだれかに一度打ち明けてくれたら嬉しい
新人Vtuberは特に、誰も人が来ないためにVtuberを即引退してしまう方が多いです。
しかし、1人でもファンがいるのであれば、応援してくれるその人のために頑張ってほしいですし、細く長く継続してほしい想いがあります。
体や心を壊すくらいなら、引退したほうが良いですが、まずは活動休止から考えてみてください。
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